篠原温泉

大学の帰り、十三で神戸線に乗り換える。阪急六甲で下車し、西へ10分ほど歩くと、「篠原温泉」に着いた。途中、阪急神戸線の線路沿いに薪が山積みで置かれている銭湯があったが、今回はパス。また時間がある時にでも行こうかな。
フロントで380円を払って、スッポンポンになっていざ入湯!
まずはカラン。お湯はちょうどいいくらいに出てくるのだが、水が豪快に出てくる。しかも冷たい。上がり水にコレを浴びるとかなり気持ちよさそう〜。もしかして、地下水なんかな?体を洗った後は、まずは基本の深・浅浴槽。上の電気風呂から浅浴槽、深浴槽へと備長炭通しのサラ湯が流れている。そのためか、お湯がやわらかい気がした。また、エステバスなどのジェットバス関係も3種類用意。エステバスの強さは結構強い方。
次に、露天ゾーンへ行って加温の温泉浴槽に入る。この日は雨だったのだが、緑のビニール屋根で覆われていたので雨はしのげた。湯の色はグレーというか何と言うか、やや褐色。こちらの方はたぶん加温循環だと思うが、やや冷たい源泉も一緒に注がれていた。少し口に含ませてみたが、ちょっと鉄っぽい味がするかな…。また、浴室の入り口付近にはやや小振りの源泉浴槽がある。こちらは加温と比べると芳香はそこそこある。褐色の湯の花も少し浮いていた。近くにある灘温泉水道筋店と比べて、泡付きはほとんどなかったが、お湯の使い方が素晴らしいからそんなの関係ねぇw この日の浴槽の温度は34℃ぐらい。少し火照った体にはちょうどいい温度だ。ついつい長湯したくなる。
露天ゾーンには、ほかにもドライサウナや水風呂もあり、サウナでホカホカになったオジサンが水風呂で豪快に掛け水をしている。気持ちよさそうに見えたので、庵はサウナへ引き込まれ…。ちなみにサウナは無料!しかもテレビ付き。ありがたやm(- -)m 3〜5分ほど入って、汗ダラダラになったら、隣の水風呂で全身掛け水。1人でも足が伸ばせないほど小さな水風呂は、地下水掛け流しと明記されている。で、肩まで浸かった時のこの気持ちよさをどう表せればいいのか…。水がやわらかく、水温も冷たすぎないくらいで、とにかく非常に気持ちよかった。だから、水風呂→加温浴槽→源泉浴槽→サウナ→水風呂→…と無限ループの成立。
脱衣場で服を着て、フロント前でお風呂上がりのドリンクタイム。今日は110円の瓶入りりんごジュースをいただく。センヌキで栓を抜く時に、王冠が自販機の下へ転がってしまった…。番台にのおばちゃんゴメンナサイm(- -)m なのでメーカーなどは失念orz ちなみにフロント前では、セルフサービスのソフトクリーム、ビール、おつまみなどもいただけるそうで。こういった軽食がいただける銭湯が、この辺りに多いみたいだ。

灘温泉、六甲おとめ塚温泉、and more... この近辺にある温泉銭湯は、本当にお湯の使い方が上手く、サービスもいい。「阪神温泉郷」と言われる訳に庵も納得。

住所:神戸市灘区篠原南町4丁目1-1
営業時間11:00〜24:00
休業日:第2・第4火曜日
料金:兵庫県銭湯料金(大人380円、中人130円、小人60円)
アクセス:阪急神戸線、六甲駅から西へ徒歩約10分

 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 (低張性-中性-低温泉) 31.7℃