御陵天然温泉 亀の湯

場所は府道2号大阪中央環状線(中環)黒土南交差点すぐ。4月23日にオープンしたばかりのニューフェイス。かねてから「温泉掘削中」の看板があったので、どんな風呂なのかオープン前からワクワクしていた。車でのアクセスが至便なところにある。家からでも中環を飛ばしたら15分ぐらいで行けそう。しかし駐車場の下の部分が入れにくかったみたいで…。コンパクトカーのFITでも両側の間隔が狭かった。
入り口付近には、開店したての店におなじみの花がいっぱい。しかし、入ってすぐのところに何故か相撲の番付がある。ここのオーナーは相撲取りと関わりがあるのだろうか。こちらのスーパー銭湯は靴箱のかぎとロッカーキーを交換する方式。ロッカーキーのバーコードで館内の料金を立て替える方式のため、入浴料は退館時に支払う方式だった。
で、まずは脱衣場関係。庵に割り振られたロッカーは、なんと一番下段…。まぁオープンしたてで混雑しているから仕方がないか。かぎを回そうとすると、突然「パチン」と音がして、かぎとケースが分離してしまった。物心がつきだした頃から銭湯とかに入っているが、こんな経験はたぶん初めてだ。かなり焦ったが、簡単に元通りに戻す事ができた。心臓に悪い…。
で、風呂について。「源泉かけ流し」と名乗っている通り、露天の岩風呂とつぼ湯(2つ)が源泉かけ流しと明記されていた。においはほとんどないが、弱アルカリ性だからか、ほんの少しツルツルな感じのするお湯。色は薄い黄色透明。どちらもすこしぬるめお湯だった。季節によっては加温することがあるとのこと。また、加温循環の露天岩風呂と内湯があり、こちらは普通ぐらいの温度となっている。源泉浴槽もよかったが、庵が気に入ったのは人工の炭酸浴槽。長湯温泉やその近くの某湯ほどではないけど、浴槽に入るとすぐさま、体からたくさんの気泡が出てきた。壁に設置されているデジタル温度計を見ると、39.1℃と言う絶妙な温度をキープしていた。そのため、温度の割には体がポカポカしてきたような気がした。また、内湯には「うきうき風呂」もあった。下から吹き出す強力なジェット水流で「うきうき」してしまう。また、内湯、露天ともに、ジェットバスの水流がけっこう強めに設定してあるのがうれしい。
風呂あがり。セルフサービスのレストランはちょっと狭め。休憩スペースもスーパー銭湯にしてはちょっと少ないかな、と思うところだった。
退館時にアンケートにいろいろ記入。かぎの分離以外、全体的になかなかよかったと思う。これで朝風呂営業をやってくれたら、庵としては万万歳なのだが…。

御陵天然温泉 亀の湯
住所:大阪府堺市北区黒土町2264-3 地図
入浴料:大人600円、小人(3歳〜中学生)300円
    休日は大人100円、小人50円増し
営業時間:10:00〜26:00(受付終了25:30)
定休日:第2火曜日
URL:http://www.kamenoyu.net